ヤミ金、悪質業者の見分け方
優良なキャッシング業者が増えてはいますが、そんな中でも確実にヤミ金といわれる悪質業者が存在します。
ほとんどのヤミ金は、暴力団関係者が運営していると言われています。
ヤミ金では、法外な金利を設定したり、貸金を条件に登録料や保証金、保険料など通常のキャッシングではありえない名目で金銭をだまし取ろうとします。
また、支払いが遅れると、自宅や勤務先はもちろん親類縁者から学校などにまで押しかけて、脅迫や嫌がらせのように取り立てをしに来ます。
特に携帯やスマホからネットで申込みができるキャッシングでは、相手が誰かを確認することなく申込みができてしまうのが現状です。
申込みをして借りてしまってからヤミ金だったなんてことがないように、悪質業者を見分けるポイントを押さえておきましょう。
悪質業者を見分ける3つのポイント
キャッシングの金利は、出資法で定められた上限金利の年率29.2%までと決められています。
上限金利を超えているのは、明らかにヤミ金ですが、「実質年率0.9%~」「利息年5.0%以下」など上限金利の記載がなかったり、超低金利の表示のみで金利が不明確な表示がされている場合は、ヤミ金の可能性があります。
金利・利息はしっかりとチェックしましょう。
貸金業を営むためには、都道府県もしくは財務局への登録が必要です。
登録が認可されたら登録番号が割当てされます。
「○○県知事(1)△△△×××号」
「○○財務局長(1)△△△×××号」
まず、上記のような登録番号がない業者はヤミ金です。
また、悪質業者は上記とよく似たニセの登録番号を表示することもありますので注意が必要です。
それから、この登録番号で注目するポイントは、( )の中の数字です。
( )の中の数字は、3年ごとに貸金業の登録の更新を示す数字となります。
(2)であれば3年以上6年以内、(3)であれば6年以上9年以内、貸金業を継続して登録していることを示しています。
ヤミ金の場合は、1~2年で店舗を閉鎖して名前を変更して登録をするため、(1)である確率が極めて高くなります。
しっかりと登録番号の確認をしましょう。
貸金業者の広告は記載事項が法律で定められています。
「無審査」「無条件」「必ず貸します」「ブラックOK」などの宣伝は、誇大広告に当たります。
審査が甘いことや借入れが容易であることを強調する広告があるキャッシングサイトには注意が必要です。
ヤミ金などの悪質業者は、法律など守ることなく様々な手口でお金をだまし取ろうとしてきます。
上記のポイントをふまえ、そんな悪質業者に関わらないように、優良大手のキャッシング業者を利用しましょう。